みなさん、こんにちは。ワーパパ中小企業診断士の三田元気です。
今回、長女の誕生日を記念し、我々夫婦・長女(2歳)・次女(2か月)の4人で家族旅行を楽しんできました。
目的地は、標高2,000mの美ヶ原高原にある王ヶ頭ホテルです。
標高2,000mに乳幼児2人連れて旅行って大丈夫?
子ども連れにこそおすすめしたい、王ヶ頭ホテルの魅力に迫ります。
【概要】王ヶ頭ホテルってこんなところ
王ヶ頭ホテルは、日本百名山の一つに数えられる美ヶ原の最高峰”王ヶ頭”に鎮座する日本有数の高山ホテルです。
標高はなんと、2,034m!
日本の中では最も標高の高い場所に位置するホテルといわれています。
他にも、有名な高山ホテルとしては、
長野県の上高地にある”上高地帝国ホテル” 標高1500m
群馬県の万座温泉にある”万座プリンスホテル” 標高1800m
長野県の高峰高原にある”高峰高原ホテル” 標高1974m
などがあります。
どこも車があれば首都圏からアクセスに苦労しない場所にありますので、機会があればぜひ行ってみたいですね~☆
王ヶ頭ホテルまでのアクセスは?
子連れ家族には、まず気になる王ヶ頭ホテルまでのアクセスです。
東京からであれば、電車・バスの待ち時間を入れ、6~7時間ほどでホテルに到着します。
今回は1泊2日の短い旅程でしたが、次回以降は移動時間も結構かかるのでのんびり宿泊したいですね。
東京からホテルまでのアクセス
まず、美ヶ原の玄関 松本市まで向かいます。
新宿駅から松本駅まで、特急あずさで2時間半、高速バスで3時間20分程度で到着します(私たちはあずさを使いました)。
松本駅からは1日1本の無料送迎バスで、約1時間半ほどでホテルに到着します。
私たち家族は、子連れで荷物も多く不測の事態への対応のため、松本駅からレンタカーを借り、ホテルへ向かいました。所要時間は、1時間程度です。
ホテルのある山頂周辺は、許可のある車のみ入れるマイカー規制区域。
マイカー規制区域の入口にある美ヶ原自然保護センターに車を止め、そこからは無料送迎バスに乗せてもらいました。バスで10分ほどでホテルへ到着です。
自然保護センターの駐車場は、100台ほどが無料で泊まれる駐車場。
ハイシーズンでない限り、停められなくなることはなさそうです。
自然保護センターからのバスは、定期的に周遊していてほとんど待つことがなく乗れ、とても便利でした。
冬場(11月~4月)は、自然保護センターまで上がることができず、マイカーで行けるのは美鈴湖まで。
美鈴湖周辺の駐車場(駐車可能台数不明)で停め、バスでホテルへ向かうことになるそうです。
詳しくは王ヶ頭ホテル公式のアクセスで確認するか、ホテルへ直接問い合わせていただくのがよいかと思います。
美ヶ原高原のお楽しみポイント
本題のホテルの魅力に移る前に、「美ヶ原ってどんなところ?」という方のため、簡単に美ヶ原のお楽しみポイントを整理しておきたいと思います。
美ヶ原高原って
美ヶ原高原は、八ヶ岳中信高原国定公園の北端にある高原で、5kmにわたって広がる広大な高原です。
車で簡単にアクセスできることもあり、ホテルや美術館などの施設もあります。
日本百名山の一つにも数えられており、著者の深田久弥は、本の中で高原の意味合いに触れた後、「そういう高原の中で第一に挙げたいのが美ヶ原である。ここほどその条件にかなった所もないだろう」と述べており、日本を代表する高原とでもいうべきところです。
下の地図全域が美ヶ原高原です。
晴れていれば遊歩道を使い、美しの塔や美術館方面へと足をのばすこともできますが、あいにくの雨。
そしてなんといっても、0歳児&2歳児の子連れ、ということもあり王ヶ頭ホテル周辺の散策で済ませました。(今回は、広い美ヶ原の端っこ[地図でいえば一番左のほう]しか楽しんでいない(;_:))

四季折々の草花が楽しめる
高原では、季節ごとにきれいな草花が楽しめます。
私たちが行った6月は、レンゲツツジの良い季節。
車の中からでも存分にツツジ観賞が楽しめました。

美ヶ原で有名な花は、なんといってもレンゲツツジですが、他にもシャクナゲ・キンポウゲ・コケモモ・コオニユリ・リンドウなどたくさんの花々が楽しめます。
開けた眺望は”楽園”としか言いようがない
松本市内から美ヶ原まで向かう道は整備されていますが、標高差1,400m近くを駆け上がる山道。
山中のヘアピンカーブが続きます。
ヘアピンカーブを抜けるとそこは開けた高原!
さえぎるもののない草原と放牧された牛、美しい草花、そして背後には雄大なアルプスの山々が見渡せます。
まさに、楽園としか言いようのない眺望です。

次に、王ヶ頭ホテルの魅力! いくつもありますが、一つずつ見ていきましょう!
【ホテルの魅力①】山の上とは思えない絶品料理
まず、魅力のひとつめは、絶品料理です。
山の上とは思えないほどのクオリティ!
夕食は、食前酒・前菜・小付け・吸い物・そばガレットとサラダ・イワナの塩焼き・志賀トラウトのしゃぶしゃぶ・ローストビーフ・生姜ごはんのコース料理でした。
新鮮な食材を使い、素材の味をしっかり活かした料理は、絶品以外の何物でもありません!
出てくる料理は珍しいものが多く、どれも「おどろき」「たのしみ」ながら味わうことができました。
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朝食も優しい味わいの信州を楽しめる内容でした。
そば・むぎとろ飯・お浸し・焼き鮭・だし巻き卵、となじみの深いメニューでしたが、優しく上品な味わいは、朝のひと時を格別なものに変えてくれました。
個人的なイチオシは、ふきのとうの味噌漬け(しぶい!)
香り高い苦みが初夏の訪れを感じさせてくれます。
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【ホテルの魅力②】心遣いあふれる子連れへの対応
魅力のふたつめは、とにかく子連れ家族にやさしいところ!
食事の際には、他のお客様と一緒のダイニングルームではなく、別室の座敷に案内していただきました。
座敷には、赤ちゃん用のバウンサー・幼児用の小さな椅子・おもちゃなどがあり、子どもたちも飽きることなく、コース料理を楽しむことができます。

今回、たまたま娘の誕生日にあたったこともあり、コースの最後には「HAPPY BIRTHDAY」コメント入りの特別バージョンのデザートを用意してくれました!
家族の記念写真も撮ってもらい、、、、
なんと翌日にはメッセージ付きの写真立てのプレゼントが!!
一生の思い出になりました。

他にも、子ども用のプレイルームや絵本などが充実していて、子連れであっても存分に楽しめること間違いなしのホテルとなっています。
スタッフさんも子どもの名前を呼んでくれたり、変顔をして笑わせてくれたり、とてもアットホームな雰囲気で迎えてくれます。

【ホテルの魅力③】飽きさせないイベントがたくさん!
ホテルには多数のイベントが用意されています。
夕方にはウェルカムドリンク、夜にはスライド上映会や星空の観察会、翌朝早朝にはレンゲツツジの観察ツアーが用意されています。
ウェルカムドリンクは、シードル・甘酒・リンゴジュースなどが提供されます。
私たち家族は、それぞれシードル・甘酒・リングジュースを頂きました。
どれも本当においしい!!
今までシードルを飲んだことがなかったのですが、通常のスパークリングワインよりもさわやかで後味もスッキリとしている一方、リンゴの香りがあって、また飲みたい逸品でした。
甘酒も周囲の散策後で冷えた体にぴったりの温かさとほんのりした甘さが楽しめました。

星空の観察会と早朝のレンゲツツジの散策は、子連れということもあり雨天だったので断念しました。
支配人の方にお話しを伺ったところ、星空の観察会は3歳くらいのお子さんであれば参加する方もいらっしゃるのだそう。
ちょっと大きくなった娘たちと満点の星空を楽しみたいですね!
【ホテルの魅力④】露天風呂が気持ちいい大浴場と家族で楽しむ貸し切り風呂
魅力紹介の最後は、標高2,000m! 絶景お風呂です!
ホテルには、男女別の大浴場と3つの貸し切り風呂があります。
大浴場は、内風呂と露天風呂、景色の楽しめる休憩スペースがあります。
標高2,000mの露天風呂は、解放感がはんぱじゃない。
屋根付き&窓なし式で風呂からは美ヶ原高原を見渡すことができ、目の前にさえぎるものが何もありません。
娘と一緒に入った朝風呂は人が誰もおらず、貸し切り状態! 解放感を存分に楽しむことができました。
おススメです。
(写真はさすがに撮れないので、公式youtubeから↓)
大浴場と別に、小さな貸し切り風呂が3つほどあります。
入れるかどうかは、4階の貸し切り風呂スペースまで行かないとわからない。
私たちが行った際には運よく、一つだけ空いていて家族でのひと時を楽しむことができました。
2歳になった娘はパパママと一緒に大浴場には入れますが、2か月の娘はさすがに無理です。
貸し切り風呂であれば、脱衣所で待っててもらいパパもママものんびりすることができます。
運がよかったなあ
雨の日でも楽しめる!?
360度大パノラマの絶景や夜の満点の星空が楽しめる美ヶ原ですが、不安なのは天候です。
雨の日はあまり楽しめないんじゃないの!?
と私たちも思っていました。
当然、周囲の散策や絶景自体は楽しめませんが、ホテルの絶品料理や解放感バツグンのお風呂、心遣いあふれるサービスは雨天でも変わらず健在です!
万が一、雨になってしまったら!?
満点星空は次回のお楽しみに取っておきましょう!
来年はいけるかな~、晴れるかな~?
今から楽しみで~す☆

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